【症例報告】太もも前に電気が流れるような痛み

ブログをご覧いただきありがとうございます。
八尾市 河内山本
3年以上続く ひざ痛・腰痛専門
アークス整骨院 古川智章です。
今回は症例報告です。
当院で整体を受けてよくなられた症例をご紹介させていただきます。
今回は「太もも前に電気が流れるような痛み」です
・来院された方:大阪市在住・60代・女性
・主な症状:右太ももに電気が走る痛み
◆来院までの経緯
8年前に脊柱管狭窄症・5年前に両膝人工関節の手術を経験。立ち仕事中に、体をひねると右太もも前のかけて電気がはしり、仕事に集中できなかった。立ち上がり動作でも電気が走る状態。歩くのも腰が痛く、駐車場からマンションの玄関先まで行く短い距離でも、途中で休憩しないといけない状態だった。また電気が走るような痛みをお医者さんに相談したところ、検査入院して「再度手術が必要かどうか判断しましょう」と言われていた。知り合いの方から紹介があり当院に連絡がありました。
◆初回来院時の主なお悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
●仕事中に急に電気が走るのが痛い●痛みのために仕事がままならない
●休憩しないと歩けない
●病院で相談すると再手術の検査をしましょうといわれた
◆初回来院時の体の状態
●体全体が右方向を向いている(仕事の体勢)
●背中が丸まり、無理やし腰を伸ばしている体勢
●左ソケイ部のつまり感
◆施術経過
●1回目
お仕事の体勢で右を向いての作業が多く、体が右を向いている状態で固まっていました。そのため左側の背中の筋肉が弱く、腰の筋肉が過剰に硬くなり腰を無理やり支えている状態でした。また脊柱管狭窄症の手術の傷口が背骨にあり、まわりの筋肉や皮膚が傷口に集まるように癒着し、その影響か左足全体の筋力が弱く、歩くときに左に流れるように歩かれていました。
初回は体が右向きに固まっているのを解消するために、首や腹筋周りの施術をメインに行いました。また体のむくみが強く、全身のだるさを感じていたため、リンパを流す施術を行いました。体のねじれの原因の腹筋まわりのセルフケアをお伝えしました
●2回目~3回目
人工関節のため痛みは感じていませんでしたが、歩く時に左膝のねじれが強くヨチヨチあるく原因になっていたため、膝まわりの筋肉の調整をメインに行いました。同時に初回の施術で足りなかった体のねじれに対して、腹筋が正常に働けるように背骨や筋肉にアプローチしました。腹筋を調整しねじれを取ることで、右太ももの電気が走るような痛みは軽減。楽に立ち上がれるようになりましたが、腰の痛みはまだ残っている状態。
●4回目~5回目
骨盤をさらに安定させるためにお尻の筋肉を正常に働かせる目的に施術を行いました。お尻や腰の筋肉に力が入るようになると、電気が走るような痛みは消失。楽に仕事ができると喜ばれていました。また駐車場からマンションのエントランスまで休憩なしで歩けるようになったとのご報告がありました。検査入院の申し込み日が近づいていたので、「よくなったから様子を見ます」と病院側に伝え、検査入院を回避しました。
●6回目~8回目
バイクの座席に座る瞬間にお尻に痛みがあるとのこと。詳しくみさせていただくと体自体が傾きお尻に過剰に体重がかかっている状態。それと同時に股間節のうごきが悪くなっており、歩くときに負担がかかっていました。股関節のうごきや傾きを解消するために首や肩の調整を行いました。調整することでバイクの座席に座る痛みは消失しました。
現在は2週間に一度メンテナンスとして通院されています。途中で腰がいたくなったり、しびれが出現しそうになったりしますが、そこまでひどくならず状態は良いとのこと。
●追記
現在は月1回のメンテナンス継続中。お仕事が変わり、立つ時間が長くなることで腰痛と右肩の痛みが出現しています。足のしびれは「しびれが出そう・・」と不安な状態がたまにあるそうですが、施術を継続しているためか、それ以上悪化することはありません。以前のような歩けない状態でもなく、多少の腰痛は出現するものの、「調子はいい」とおっしゃています。
◆この方にいただいた感想
8年前に脊柱管狭窄症・5年前に両膝人工関節の手術をしました。体重増加と立ち仕事で、右太ももに電気が走ったような痛みがあり、とても痛くてなかなか思うように仕事ができず、腰も痛くなってあまり長いこと歩けない状態でした。最初は1週間に一度、手による施術をしてもらっていたのですが、あのめちゃ痛かった右太ももの電気が走るような痛みが嘘のようにとれたのが、一番うれしかったです。治療に関してはよく話を聞いて、分かりやすく説明していただき安心して受けることができました。私は腰もひざも手術をしてしまいましたが、痛くなったらまず先生にみてもらってから手術でも良かったと後悔しています。
◆院長から
過去に脊柱管狭窄症と両膝の人工関節の手術をご経験され、お体の状態はよくありませんでした。膝も手術をしていて痛みは感じませんが、明らかにXにねじれている状態。手術をご経験されると症状自体は消失することがありますが、お体の状態は悪化している・・なんてことが良くおきます。そのような典型的なお体だったように思います。今回も一枚ずつ覆いかぶさっている無駄なものをはぎとるように、全身をみさせていただきました。全身をしっかりみさせていただくことで症状がよくなり、二度目の手術を回避できて大変喜ばれていたのが印象的です
脊柱管狭窄書でお悩みなら、
脊柱管狭窄症の施術について詳しく書いたページを参考にしてください
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