【紹介】膝の内側が痛い!その原因と対処方法

ブログをご覧いただきありがとうございます。
八尾市 河内山本
3年以上治らない ひざ痛・腰痛専門
アークス整骨院 古川智章です。
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●ふいに膝の内側が痛くなる
●お子さんが膝の内側が痛いと言っている
●階段野下りで膝の内側が痛い
●よくX脚といわれる・・など
膝の内側が痛い場合に何が原因で、
どう対処するのかお伝えさせていただきます!
◆膝の内側のいたみ?
膝の内側でも、押した際にどこに
痛みがあるかで症状を鑑別することができます。
現在、痛みの出現している場所と
照らし合わせご確認ください。
膝の内側が痛い場合、
傷めている可能性が高い4種類をご紹介します。
・変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)
・半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
・内側靭帯損傷(ないそくそくふくじんたい)
・鵞足炎(がそくえん)
◆ケガの説明
①変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)
原因:年齢を重ねることで、関節軟骨が弾力性を失い、すり減ることで痛みが出現します
特徴:膝のO脚変形、膝の内側の痛み・正座ができない・動き出しの痛みなど
②半月板(はんげつばん)
半月板とは脛骨と大腿骨の間にあるC字型をした軟部組織で、
①膝の安定性を高める②衝撃を吸収するクッション材の役割があります。
原因:体重がかかった状態での捻りや転倒で損傷します。スポーツでは、内側側副靭帯と同時に損傷しやすいです。
特徴:動かした際にひっかかり感や痛み・急に膝が動かなくなるロッキングが有名です
*半月板は加齢に伴い変性するので、
40歳以上の方は少しの外傷でも半月損傷がおきます
③内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)
膝の内側にある大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯です。膝がX脚方向にねじれるのを防ぐ働きがあります。
原因:転倒や着地のミス、タックルを受け、膝がねじれることで損傷します。
特徴:曲げ伸ばしや歩行時の痛み・ボールを蹴る際の痛み
④鵞足炎(がそくえん)
ガ足とは3つの筋肉(縫工筋ほうこうきん・薄筋はくきん・半腱様筋はんけんようきん)がスネの骨に付く部位で、形がガチョウの足に似ていることからガ足と言われています。
原因:X脚や膝の捻じれ、ひとつの筋肉に頼りすぎている状態
特徴:3つの筋肉のどこが炎症を起こしているかで、痛む動作は変わります。
ランニング時の痛みや歩行時の着地、
太ももの骨に対してスネの骨が
外側に回転している場合におきやすいです。
下図の②外旋(がいせん)の状態
そのため、変形性関節症や内側側副靭帯損傷など
膝の安定性が失われたときに、同時に起きることが多いです。
◆どんなことで悪化するのか?
損傷した原因が
・タックルを受けた
・転倒した・・などは、
半月板や内側側副靭帯が損傷しやすいです
変形性膝関節症やガ足炎は使いすぎが原因です。
また過去のケガ(足首捻挫など)が原因で、歩き方が変わり膝に負担がかかっていることがあります。
◆冷やすの?温めるの?
急性期(2~3日)→冷やす
目的:炎症反応抑える
それ以降→温める
目的:血流を良くして組織の回復を促す
痛みが出現した直後は痛みが強いため、
患部を冷やし痛みの緩和を目的に行います。
2~3日以降は、
組織の回復のために栄養のある血液が
必要のため、温めることで血液循環を促します。
アイシングについて詳しくはこちら
→【アイシングの仕方について】
よく患者さんにも質問を受けますが、
基本的に慢性の膝痛は温める
ことを推奨しています
◆ひざ痛=腰が原因!?
ここから重要は話になるのですが、
膝の痛みがある方は、
腰痛持ちの方が多いです。
もしくは不調を感じてなくても、
悪くなっている場合が大半です。
骨盤や腰骨がズレることで、
足に向かう神経の電気信号が通りづらくなり、
足に力が入りづらくなってしまいます。
その結果。股関節や膝への負担が増え、
痛みが長期化します。
関節のねじれやガ足のような使いすぎが
原因の場合、その背景には必ず
「正常に働いていない筋肉」が存在します。
正常に働いていない筋肉とは、
力をいれようと思っても
・どこに力をいれていいか分からない
・左右で比べて弱い
などの特徴があります。
この力を入れづらい(働いていない)
筋肉があるために一部の筋肉に負担がかかり
慢性的な痛みや関節のネジレを生んでしまいます
詳しくはこちらから↓
【施術方針】正常に働いていない筋とは?
◆自分で対応する方法
痛みの原因は、正常に働いていない筋肉が
存在することで、他の筋肉に負担がかかり、
痛みや関節のねじれが生じてしまいます。
ストレッチで改善されない方に
「正常に働いてない筋肉」をご自身で治す
方法を3つご紹介させていただきます!
①後脛骨筋マッサージ(こうけいこつきん)
後脛骨筋とは足関節を安定させる筋肉で、土踏まずを構成する筋肉です。足首を安定させる作用がありますが、現代人は靴を履くため確実に悪くなっています。
この筋肉が悪くなると、着地時に足首が内側に倒れることで膝も付随して内側に倒れます。
そのためX脚になり、膝の内側にストレスがかかり痛みが生じてしまいます。
*スネの内側に沿って軽く指圧していきます。
後脛骨筋は深部にあるため触れづらいですが、大まかなで結構です。
②足底(そくてい)
足底の筋肉は何層もあり、筋肉同士が引っ付きやすい場所です。またふくらはぎの筋肉がアキレス腱を介して、足の裏につながっており
足底を指圧することで、ふくらはぎのガチガチになった筋肉が緩みます。
(詳しくは、足底の癒着により、筋が引っ張られ機能不全をおこしているのが解消されます)
*足底を内から外に向かって筋肉を動かすイメージして指圧していきましょう。
浅く(表面)・中間・深く(骨に近い)と層を変えると効果的です。
③内側広筋(ないそくこうきん)
膝の内側にある筋肉で、ひざ痛の方は100パーセント正常に働いていません。
黒の□で囲った範囲に神経の出口があり、圧迫されることで悪くなります。
太もも中央のやや内側周辺で、軽い痛みがある部位を円を描くように軽く押してください。
画像:VisibleBody
◆膝の内側の痛みを放っておくと・・
膝の内側の痛みを放っておくと、O脚などの変形が進み、半月板や軟骨がすり減りへり痛みが増すだけでなく、最悪の場合は人工関節の手術になります。
ただ人工関節になると、痛みは感じませんが歩き方などの根本的な原因は解消されていないため、他の場所に負担がかかり腰痛や足首痛などの症状が出現することがしばしばあります。
◆当院の施術方針・・
膝の痛みの原因は「ねじれ」です。このねじれを取ることで、あなたのツライひざ痛は解消されます。
ねじれができる原因に「筋肉」が深く関わります。
弱くて働かない筋肉があることで、一部の筋肉に過剰に負担がかかり硬くて凝っている筋肉が出来上がり、また硬くなることで関節のネジレが生まれてしまいます。
特に膝痛でお悩みの方は、太ももの内側が弱く・外側が硬くなっています。
当院は筋肉調整には自信があります。弱くてきちんと働かない筋肉を独自の施術で呼び覚まし、膝痛の原因である「関節のねじれ」を解消させていきます。
もし、上記のセルフケアを試してみてもよくならない場合はお気軽のご相談ください。
施術方法の詳しくはこちら
ひざ痛に関する施術のページもご覧ください
体に不調が出ていませんか?
あなたにピッタリのセルフケアをお伝えします
◇まとめ◇
・膝内側の痛みの原因は、痛みのある場所でおおよそ判断できる
・痛みの正体は、正常に働いていない筋肉が必ず存在する
・急性期は冷やし、それ以降は温める
・ストレッチよりも自分で筋肉を正常に治す
最後までお読みいただきありがとうございます!
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もし現在、お体のことでお悩みでしたら、
些細なことでも結構ですのでご相談ください
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