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子どもの膝の痛み ~オスグット~

オスグットの痛み

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

八尾市 河内山本

3年以上治らない ひざ痛・腰痛専門

アークス整骨院 古川智章です。

(@arcx1101)

 

 

古川院長プロフィール


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●お子さんが膝の前が痛いと言っている

●スネの骨が突出してきている

●正座やしゃがみ込ができない・・などの症状がある場合『オスグット・シュラッター病』を疑います

 参考文献:日本整形外科学会

 

◆オスグットとは・・?


痛む場所:お皿の下の骨

年齢:10~15才のスポーツが盛んなお子さんに多い

特徴:お皿の下の骨が徐々に突出し、少し当たるだけでも痛みが生じます。

   休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発することが多い。


太もも前の筋肉(大腿四頭筋)を使いすぎるために、スネの軟骨が過剰に引っ張られることで成長軟骨部が剥離している、または剥離しかけている状態です。

 

オスグット

(整形外科学会よりお借り)


 

◆主な症状・原因は?


症状:ランニングやしゃがみ込み、踏み込み動作、ジャンプの着地で痛みが出現します。

 

原因:①太もも前の筋肉の使いすぎ

   ②足関節・股間節の硬さ

   ③膝のねじれ

   
【理由①】

ブレーキ筋の大腿四頭筋(太ももの前)アクセル筋のハムストリングス(太ももの後ろ)の使われ方が問題です。本来、前に走るときアクセル筋のハムストリングスなどで推進力を生みだします。しかし、オスグットや膝蓋靭帯炎(お皿下の靭帯が痛くなる)の方は、ドスンドスンとブレーキをかける着地を行いながら、前に進んでいる方が大半です。

 

股関節の使い方

 

上の図のように、股関節をうまく使えず、上半身が直立位になることで、膝の負担は増えます

 

 

【理由②③】

足関節や股間節に正常に働いていない筋肉があることで、関節が支えられずこのような体勢になってしまいます。この状態だとお皿の靭帯に負担がかかり、成長軟骨を引っ張てしまいます。

 

X脚が原因のオスグット

 

膝が内に入ることで牽引力があがり、より膝を痛めてしまいます。

 

 

◆オスグットの盲点

 

オスグットは脛骨(お皿の下の骨)に痛みが出現しますが、痛みのある箇所を細かく診ていくと内・中央・外と痛みのある箇所が分かれています。

この理由は大腿四頭筋の使われ方に偏りがあるため、押して痛みの出る箇所が変化します。

 

内側が痛い→太ももの内側の筋肉が過剰に引っ張っています。


外側が痛い→太ももの外側の筋肉が過剰に引っ張っています。


中央が痛い→太ももの中央の筋肉が過剰に引っ張っています。

       (評価が難しいところですが)


 

オスグット牽引力

(左膝)

 

治療では、過剰に引っ張っている筋肉を緩めるより、引っ張れていない筋肉(正常に働けない筋肉)を正常に働けるように原因を探していきます。

この「働けない筋肉」を「働ける」状態にすることで、過剰な引っ張りは消失します。

 

個人的には、オスグットなど膝の痛みを抱えている方は、首・背骨・骨盤にかけて前方に回転(ねじれ)していている方が多いです。そのため、使われる筋肉に偏りが生じ、痛みが発生しています。首や背骨の治療は必須です。

 

 

◆ストレッチだけでは、なかなか難しい・・

 

太もも前のストレッチだけでは難しいと感じています。

オスグットは大腿四頭筋の牽引力が原因と言われていますが、実際に診させていただくと全く力が働いていない選手がいます。ユルユルの筋肉をひたすらストレッチしたところで状況は変化しません。

 

痛みを消失させるためには「なぜ太もも前をメインに使ってしまうのか?」を考察しないと痛みは変わりません。

そのため、『休めば治る』が再開すると『また痛みだす』といわれているのでしょう。

 

少し専門的で難しいですが、なぜハムストリングスが使えなくのか、過去ブログで説明しています。お時間ございましたら、こちらもお読みください【坐骨神経①】

 

 

◆自分で対応する方法

 

痛みの原因は正常に働けない筋肉が存在することで、他の筋肉に負担がかかり痛みや関節のねじれが生じてしまいます。

ストレッチで改善されない方に、「正常に働けない筋肉」をご自身で治す方法をご紹介させていただきます!

 

 

①腸腰筋(ちょうようきん)

お腹の溝落ちあたりから、股間節に繋がる筋肉です。この筋肉が機能不全を起こすことで股関節を真っ直ぐ曲げることができず、膝がうちに入りやすくなります。またスクワット時に股関節を曲げることができず、膝が前に行き過ぎたり、体重がカカトに乗ってしまいます。

 

腸腰筋トレーニング

 

 

【股間節を曲げるトレーニング】

 

腸腰筋ケア

 

①背骨を真っ直ぐにする

②骨盤が丸まらないように手で押さえる

③膝が腰骨の少し内側を通るラインを意識して真っ直ぐ曲げる

 

注意点

・骨盤は絶対丸まらない→丸々と太もも前への刺激が増えます。

・股間節は腰骨の少し内側を通る→足が外に広がったりすると使われる筋肉が変わります。

 

*腸腰筋のみのトレーニングを目的にした場合、更に意識するポイントがあります。

 股関節を曲げる感覚を掴むためのトレーニングと認識してください。

 

 

②後脛骨筋マッサージ(こうけいこつきん)

後脛骨筋とは足関節を安定させる筋肉で、土踏まずを構成する筋肉です。

足首を安定させる作用がありますが、現代人は靴を履くため確実に悪くなっています。

この筋肉が悪くなると、着地時に足首が内側に倒れることで膝も付随して内側に倒れます。そのためX脚になり、膝の内側にストレスがかかり痛みが生じてしまいます。

 

*スネの内側に沿って軽く指圧していきます。

後脛骨筋は深部にあるため触れづらいですが、大まかなで結構です。

後脛骨筋ケア

 

 

画像:VisibleBody

 

 

◆当院がオスグットの治療で考えること


お膝の状態以外にも、首、背骨が真っ直ぐ伸ばせるか(背中の筋肉)、腰の骨のズレ、股関節やお尻の筋肉、腕の振り方や足の着き方・足指の使い方など、原因の可能性は多くあります。ふともも前の筋肉が使われすぎている状態を改善するために、お身体全体をしっかり診させていただく必要があります。

 

★合わせてこちらもお読みください★

【足の指使えていますか?】

【膝の痛みを解消するセルフケア】

【喜びのお声 ~サッカーでの股間節の痛み~】

 

 

 

もし現在、オスグットや膝の痛みでお悩みでしたら、

些細なことでも結構ですのでご相談ください

LINE@で予約受付中

 

◇まとめ◇

・オスグットは成長期のスポーツ選手に多い

・オスグットの原因は多岐に渡る

・オスグット治療の盲点

・太もも前のストレッチだけで、完治は難しい

・全身を治療する必要がある

 


最後までお読みいただきありがとうございます!

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◆アークス整骨

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2018年10月04日 11:27